ZOZO前澤氏、金欠の危機?遂にTwitterの沈黙を破り、絵画コレクションの一部を売り出した
2月25日にZOZO(3092)の株価が底を打ったような値動きを見せたので、ZOZOの反発の可能性について投稿しました。
実際その後、他のメディアでもZOZOの株価の底打ち感が取り上げられていました。(沈黙1カ月、前澤友作社長ZOZO株価ジワリ上昇 - 芸能 : 日刊スポーツ)
しかし、今週ZOZOの株価は暴落。特に火曜日は11%以上下落し、ギリギリ2,000円を維持した形となりました。
底打ちを見せかけたZOZO。火曜日の暴落はその底打ちの期待を見事に裏切りました。更に、期待を裏切っただけではなく、今後の株価暴落を示唆する動きだったのではないかと筆者は考えています。
目次
3月19日(火)、ZOZOの株価暴落(11%安)
今週の火曜日にZOZOの株価は11%以上下落しました。更に、4.184万株以上が取引され、売買代金は任天堂やソニー等を凌いで東証で一番でした。
この日の暴落についてメディアでは主に2つの原因が挙げられました。
- JPモルガン証券の投資判断格下げ
- FACTA 2019年4月号の記事(会計スキャン ZOZO:FACTA ONLINE)
しかし、出来高があまりにも多かったように筆者は感じます。証券会社の格下げとFACTAの記事が重なったにしろ、何かもっと大きな変化が織り込まれているように感じたのです。
ZOZO前澤氏、Twitterのプロフィール欄を更新する
2月7日に「本業に集中します。チャレンジは続きます。必ず結果を出します。しばらくツイッターはお休みさせてください」と言い残しTwitterを休止した前澤氏。1ヶ月以上経ちましたが、3月16日に前澤氏のTwitterのアカウントに動きが見られました。
そんななか、前澤社長のアカウントを覗いてみるとプロフィール欄が更新されていることが発覚。前回は「元バンドマンです。ZOZOTOWNは元々レコード屋」で「剛力彩芽さんが彼女」の文言が削除されたことが話題になっていたが、13日に更新された内容では「ツイッター休止後初の独占インタビューを受けました」と記事を紹介するものに。
更に、昨晩チェックしたら今度は「数年後には洋服は20サイズくらいあることが普通になると思います。」に変わっていました。
ちなみに、プロフィールには前澤氏のインタビューのリンクは掲載されています。
ZOZO前澤氏、コレクションの絵画を売りに出す背景とは?
株価が下落した日に、タイミング良く「市況かぶ全力2階建」で面白い投稿がありました。なんと、前澤氏の絵画コレクションの一部がサザビーズ香港で売りに出ていたのです。
そこで、Twitterやブログでは様々な憶測が広まりました。その中でも、前澤氏の金欠説が筆者の目に留まりました。
前澤氏が2月7日にTwitter休止を宣言した直後に大量保有報告書で保有株の担保を増していたのがわかりました。そこから株価は一時回復したものの、まだ2月の水準からそこまで離れていないのが現実です。株価がもう一段下がる前に、前澤氏は手元の現金を増やしているのでしょうか。今後の前澤氏の行動には目が離せません。
ZOZO売りの背景。
— SAM.jp (@fwpd3370) 2019年3月19日
前澤氏の担保割れと売りを誘発させる狙いがあると見る。担保株は持ち株約1億株の9割と見られ100億円とも言われる自宅や高級品の購入に充てられている。また月旅行の前金も数百億円と見られ手元現金はほぼ無いと見られる。担保割れによる売却が発生すれば雪崩が起きる可能性がある。
前澤さん持ち株も株価下落で9割担保。手元現金がほぼ無いため苦肉のキャッシュアウトか。 https://t.co/1QYuvZ9sbO
— SAM.jp (@fwpd3370) 2019年3月19日
仮定ではあるが。
— SAM.jp (@fwpd3370) 2019年3月19日
ZOZOの株価が1600円に接近した段階で担保が9割まで引き上げられたことから1500円を下回れば担保割れが起きる可能性がある。そうなると証券会社が損失限定のヘッジ売りを出し売りが加速する。今日の格下げがそこまでのシナリオを描いているかどうかだろう。