【損失5,000万円】触っちゃいけない、ソフトバンク株。毒リンゴ以外の何物でもない
またもやソフトバンク（9434）株の被害者が出たようです。上場してから約1ヶ月、公開価格（1,500円）はおろか初値（1,463円）すら上回らないこの株は本当に個人投資家泣かせです。
そんなソフトバンク株ですが、水曜日（1/30）にはTOPIX組み入れで買い需要（SBに約1800億円、武田に約1600億円の買い需要）が発生したにも関わらず、サンバイオ（4592）の換金売りに巻き込まれ、下落しました。ちなみに、同じ日に組み入れられた武田（4502）は1.3%高で引けました。
＜東証＞ソフトバンクが軟調 サンバイオ急落「個人が換金売り」の声も :日本経済新聞
ソフトバンク（9434）上場後の株価：
目次
毒りんご？ソフトバンク（9434）株
過去最大の約2兆6000万円の資金調達に成功したソフトバンクですが、その約9割が国内の個人投資家の手に渡りました。
先程述べたように、公開価格は1,500円で初値は1,463円。上場して約1ヶ月ほど経ちましたが、一度も初値すら上回っていません。ということは、2.6兆円のうち9割を占めている個人投資家は全員損をしています。
まさに、大惨事です。含み益を抱えている個人投資家が膨らみ、市場の買い余力がソフトバンク株のせいで低下しているといってもいいでしょう。
更には、サンバイオ（4592）のように信用買いが多い銘柄が急落すると、個人投資家が沢山保有するソフトバンク株が換金売りで売られ、株価は更に下落するという悪循環に陥っています。この銘柄は配当利回りが高くなっていますが、当分は触らない方がいいでしょう。。
少なくとも1か月ほど保有するつもりだったテスタ氏だが、当初の方針から切り替えて初値で3分の2ほど（約10億円分）を売却した。その後、年明けにかけて1400円前後で徐々に売却していき、すべて手放した時には約5000万円の損失になった。
「この先は短期目線なら1500円を突破したら買い増せばいいし、逆に長期目線なら1300円程度まで下がったら割安と見て買えばいいという考え方でいます」
著名個人投資家「テスタ」
株を見ている人なら一度は聞いたことがあるでしょう。CISやBNFといった著名個人投資家に並び、Twitterやブログ等でよく情報発信しています。
そんなテスタ氏ですが、昨年度は7億円儲け、総利益は27億円に達するといいます。
株を売買している人は是非、テスタ氏のブログもチェケしてください！
個人投資家「たけし」
テスタ氏以外にも、個人投資家のたけし氏もソフトバンク株の被害者です。
上場初日にAbemaTV「けやきヒルズ」で10万6600株（訳1億6000万円）を割り当てられたたけし氏の様子を放送されましたが、その後、含み損が一時3,000万円まで膨らんだようです。
そんなたけし氏ですが、1,449円付近で損切りし、約500万円の損失を喰らいました。
投資家・たけしさん：「（Q.500万円の損失について）大きな金額ですよね。でも、初日に1200円を切ったので3000万円の損失の可能性もあった。そう考えると、これくらい仕方ないですよね。ショックですよ。でも、持ち続けることの方がストレス。眠りも浅くなる。きょうは、ぐっすり眠れます。上がると思ったら、また買えばいい」
「（Q.ソフトバンク株の株主にアドバイスを）他人の言うことを聞いてやると、負けるところで終わっちゃう。我慢するところは我慢する。損切るところは損切る。自分を信じてやるしかない」
「（Q.2019年の展望は）弱気相場ですね。GAFA、特にアップルの株価調整（下落）は戻すのに時間がかかる。最低でも1年」
