平成ゆとりBloggerの戯言

平成生まれ、ミレニアル世代Bloggerのきままなブログ。時事・株ネタ満載。自称ミニマリスト。

週40時間労働じゃ世界は変えられない。若者達よ、「働き方改革」に甘えるな!

「長時間労働」=「悪」という風潮が強まる中、アリババ創業者であるジャック・マー氏の発言が物議を醸しました。


ジャック・マー氏が「9:00~21:00、週6日勤務」を推奨しているコメントがメディアに取り上げられ、多くの反論が寄せられたのです。


「ブラック起業」や「過労死」が取り沙汰される中、ジャック・マー氏の発言は核心を突いていると感じているのは筆者だけなのでしょうか?

 

目次

 

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ジャック・マーという人物

中国最大の時価総額を誇るアリババの創業者であるジャック・マー氏が苦労人であるというのは周知の事実です。


大学受験に2度失敗し、34歳でアリババを起業したマー氏の物語は世界中で語り継がれています。

 

diamond.jp


ハイテク業界では当たり前、「996」システム

一代で中国最大の起業を創り上げたマー氏ですが、「働き方」について言及しました。


「働き方改革」で週40時間の就労時間を推奨している日本とは間逆の「996」というシステムを容認するという見解を示したのです。

 

香港(CNN Business) 中国有数の資産家として知られるアリババ集団創業者のジャック・マー氏(54)が、1日12時間労働が当たり前とされるハイテク業界の働き方について、「懸命に働いた見返りが得られる」として容認する見解を示した。

 

マー氏は14日、中国のソーシャルメディア「微博(ウェイボー)」に掲載した投稿の中で、中国のハイテク業界や新興企業では当たり前といわれる「996(午前9時~午後9時まで、週6日労働の意味)」の労働慣行を支持する見解を示し、「自分の好きなことが見つかれば、996は問題ではない」と述べた。ただし「(自分の仕事が)好きでなければ全ての時間が拷問だ」とも付け加えている。

 

論議の発端は11日、ウェイボーのアリババのアカウントにマー氏のコメントが掲載されたことだった。アリババ従業員の996労働について残念に思ったことはないと同氏は強調、「特別な労力や時間を費やさずに自分の望む成功を勝ち取ることなどできるのか」と問いかけていた。

 

アリババに入社を希望する人に対しては、もし成功を望むのなら12時間働く覚悟が必要だとも付け加えている。


www.cnn.co.jp


週40時間の労働では世界は変えられない

長時間労働を推奨しているのはマー氏だけではありません。


テスラのCEO、イーロン・マスク氏も「週40時間の労働では誰も世界は変えられない」と昨年度にツイートし炎上しました。

 

テスラの工場で寝泊まりしている事でも有名なマスク氏ですが、本人は週120時間働く週もあると述べ、長時間労働が自分を成功に導いたと語っています。

 

そんなイーロン・マスク氏の超人的な1日は以下の通りです:

 

www.businessinsider.jp

 

日本のメディアでは「働き方改革」が取り沙汰されていますが、この世の中で何かを成し遂げるためには何かを犠牲にする必要があります

 

この単純な事実に背を背ける事は実に簡単。しかし、日本と世界の差が更に開き兼ねないという事を考えると危機感を覚える筆者です。