アナリストより当たる、ニトリ似鳥会長の2019年末予想とは!?今年も注目の「ニトリ・ライン」
昨年末、日経平均の急落と共にニトリの似鳥会長の日経平均予想が「ニトリ・ライン(19,500円)」と呼ばれ話題になりましたが、ついに似鳥会長の2019年末予想が出ました。昨日(1/19)放送された、がっちりマンデー!!にしっかりと今年の予想が発表されました。
日経平均が今年最安値を更新、ニトリ会長の1万9500円予想に現実味 : 市況かぶ全力2階建
目次
アナリストよりも当たる?過去の実績
2018年12月下旬に世界中の株式市場の指数が暴落する中、日経平均は吸い込まれるようにニトリの似鳥会長の年末予想付近まで下がりました。
2014年から日経平均株価の年末の株価を見てみると、見事に5回中4回、似鳥会長の年末予想の500円以内の範囲で引けています(2018年末もギリギリ2万円より上で引けたのでカウントします)。
正直、証券会社のアナリスト・ストラテジストの予想よりも正確で毎年注目されています。そんな似鳥会長の2019年末の日経平均予想が昨日放送されました。
2018年初旬、日経平均株価の2018年末予想:
日本交通 川鍋会長 28,890円
ほぼ日 糸井社長 「こういうことは、おれに聞くな。」
星野リゾート 星野代表 28,000円
ニトリ 似鳥会長 19,500円
ダイソー 矢野社長 22,200円
ファミリーマート 澤田社長 25,000円
注目の日経平均2019年末予想
ずばり、似鳥会長のの2019年末の日経平均株価予想は21,000円です。
しかし、基本的にはベア目線な似鳥会長ですが、今年は割と日経平均が下がらないイメージのようです。更に、日本の名立たる経営者の中で日経平均の年末予想が綺麗に割れています。それほど市場の不透明感が強いということでしょうか。
ちなみに、12月27日のニトリの決算発表後の会見では以下のように言っていました:
27日に開いた決算会見で似鳥会長は19年の円相場は年平均で「1ドル=100~110円。今より円高になるだろう」と指摘。19年末の日経平均については「2万円前後」と予想した。
本格的な景気後退は20年以降で21~22年が底とみる。「前回(64年)の東京五輪は終わる前から不況になった。過去にあったことは必ず起こるのが経験則だ」と指摘。「不動産価格も下がるとみており、不況時こそ思い切った投資をしたい」とも述べた。
基本的に、今年より来年、再来年に対してかなり慎重な見方をしているようです。
2019年末の日経平均株価予想:
- 旭酒造 桜井社長 25,000円
- ハウステンボス 澤田社長 19,600円
- ニトリ 似鳥会長 21,000円
- 星野リゾート 星野代表 28,000円
- 日本交通 川鍋会長 30,000円
おまけ
最後に、がっちりマンデーの番組中に紹介された社長達が選んだ一冊をご紹介します!
社長が選ぶ私の一冊:
- ハウステンボス 澤田社長 「運命を拓く 中村天風」
- 旭酒造 桜井社長 「発想の極意 日下公人」
- ニトリ 似鳥会長 「チェーンストア能力開発の原則 渥美俊一」