【悲報・悪材料】東証、「1部」企業を削減へ 2100社超→約620社!?
昨日のソフトバンク(9434)新規上場の大惨事を受け、上場基準厳格化を懸念していた矢先に、日経新聞に東証一部の企業削減を検討する記事が出ました。記事の内容を見ると、具体的に上場基準を厳格化するわけではなさそうですが東証一部の組み入れ基準を厳格化するという内容です。
東証一部企業が減るとマーケットにどんなインパクトが?
東証一部に組み入れられる一番のメリットはなんでしょうか?
A.東証一部企業のインデックスであるTOPIXをトラックする投資家やそれをトラックするETFのパッシブ需要がなくなる、また除外されることから売り需要が発生する。
→現在日銀は年間6兆円を上限にETFを購入していますが、東証一部から除外されたらそのETFやTOPIXをトラックしているパッシブ投資家から売り需要が発生する。
このニュースの今後の展開には注視したいと思います。また、明日は時価総額が500~1000億円の銘柄の値動きに注目したいと思います。
東証は企業数を絞り込むことを目的に、500億~1000億円の時価総額の基準を設けることを検討する。現行は20億円以上が条件で、1部に上がれば実質的に上場を維持できる仕組みになっていた。
20日終値をもとに計算すれば、東証1部企業は500億円以上なら約1000社に、1000億円以上なら約620社まで減少する。1部企業の数を減らす案と、1部の上にさらに上位の市場をつくるなど複数の候補から検討する。