今アメリカで一番注目されている日本人、KonMari。日本のメディアが取り上げない理由とは？
2015年、米「TIME」誌で「最も影響力のある100人・アーティスト部門」の一人にも選ばれたこの人物。今、アメリカで爆発的に注目を浴びていますが、日本のメディアではほとんど取り上げられていません。その人物とは、近藤麻理恵（KonMari）です。
- 「片付けコンサルタント」？近藤麻理恵（KonMari）とは
- インスタグラムのフォロワー数は海老蔵や香川真司を上回る？
- 図で見る、アメリカでのブレイク具合
- なぜ日本のメディアはKonMari氏の成功を報道しないのか？
「片付けコンサルタント」？近藤麻理恵（KonMari）とは
一言でいうと、100万部を超えるベストセラー「人生がときめく片付けの魔法」の著者がKonMari氏です。
片付けコンサルタントとして、独自で導き出した「一度片付けたら、二度と散らからない方法」を世界中で広めています。
そんなKonMari氏の最新作が「KonMari ～人生がときめく片付けの魔法～」 (2019年1月1日配信、Netflix)というネットフリックス・シリーズです。これが今アメリカでバズっているのです。
Wikipediaより：
日本の、整理整頓に関する専門家である。「片づけコンサルタント」を自称し、2010年末に出版した著書はミリオンセラーとなった。
中学3年生の時に『「捨てる!」技術』（宝島社新書、辰巳渚著）を読んだことで大きな影響を受け、本格的に片づけの研究を開始する。東京女子大学2年生の時から片づけコンサルティング業務を開始。卒論テーマは「ジェンダーの視点から見た掃除/片づけ」。
大学卒業後、株式会社リクルートエージェント勤務を経て2009年に退職し、本格的にコンサルタントへの道に入る。女性限定の「乙女の整理収納レッスン」や、紹介が必要である「社長の整理収納レッスン」などの業務を行う。
2010年12月27日に『人生がときめく片づけの魔法』（サンマーク出版）を出版。同書はテレビ、ラジオ、新聞、雑誌などに取り上げられ、2011年には100万部を超えるベストセラーとなった[3]。2010年から翌年にかけて、『王様のブランチ』、『NHKニュースおはよう日本』、『ひるおび!』、『中居正広の金曜日のスマたちへ』などのテレビ番組に出演した。
インスタグラムのフォロワー数は海老蔵や香川真司を上回る？
KONMARI氏には二人のお子さんと夫がいます。
夫の川原卓巳氏とは2012年に結婚し、KonMari氏の本が売れてから夫は大阪で勤めていた会社を辞め、KonMari氏のマネージャーになりました。
2015年には株式会社こんまりメディアを立ち上げ、社長を務めている川原氏ですが、KonMariの大成功には夫の存在があります。
そんなKonMari氏ですが、インスタのフォロワー数はなんと145万人、日本人で69位のフォロワー数を誇っています。森光、市川海老蔵、香川真司を上回っているのです。
図で見る、アメリカでのブレイク具合
Google Trendsの1年チャート：
KonMariのインスタグラム＆フェイスブックのフォロワー数の推移：
なぜ日本のメディアはKonMari氏の成功を報道しないのか？
日本のメディアがKonmariの大ブレークを取り上げない理由は簡単です。それは、Netflixが日本のテレビ業界にとって「脅威」だからです。
しかも、その脅威は日に日に力を増し、衰退している日本のテレビ業界に大打撃を与えているからです。
アメリカで起きているKonMari氏の大ブレーク現象はネット配信コンテンツの影響力を物語っています。この事実を日本のテレビ業界は認めたくないのではないでしょうか。
「ネットフリックスが打撃を与えるのは、映画業界よりもむしろテレビ業界だ」と述べるのはインタラクティブTVのスタートアップ企業「Samba TV」CEOのAshwin Navinだ。
