ZOZO前澤氏、やっぱり金欠なのか?年度末に150億円の滑り込み資金調達が判明
ZOZO前澤氏が本業に集中するためTwitterを封印してから2ヵ月弱。前澤氏のツイートがない中ZOZOの株価は2,000円の攻防を続けていますが、前澤氏の金欠を示唆する新たな悪材料が表面化しました。
先週の前澤氏の絵画コレクション売り出し騒動に続き、昨日(3/29)引け後にZOZOが150億円のコミットメントライン契約を締結していたことが判明しました。前澤氏はやはり金欠の危機に陥っているのでしょうか?
目次
前澤氏、金欠の予兆。絵画コレクション売り出す
先週、ZOZO前澤氏の絵画コレクションの一部がサザビーズ香港に出品されている事が話題になりました。
前澤氏が保有するZOZOの株式の約9割が担保に出されていることから、担保割れに備えて海外コレクションの売却を始めたのではないかという憶測が広がりました。
金曜日(3/29)引け後にコミットメントライン契約発表
前澤氏の絵画コレクションの一部が売りだされてから一週間後というタイミングでまた新たな材料がZOZOの開示で判明しました。それが、三井住友銀行、千葉銀行、京葉銀行の三行から150億円ほどコミットメントラインと通じて資金調達していたのです。
更に、この資金調達は2020年の3月27日までと短期間の調達なのです。金利だけでなく手数料も別途かかる上に、3行のシンジケートということで条件が厳しい中での資金調達だということが見受けられます。
- 短期間(2020年3月27日まで)
- 金利+コミットメントラインフィー(手数料)
- シンジケート(三井住友銀行、千葉銀行、京葉銀行)
タイミングについても期末ということから資金繰りがかなり厳しいのではないかという印象を持たれてもしょうがない、そんな内容なのではないかと筆者は考えています。
月曜日の株価の反応も気になりますが、引き続きZOZOと前澤氏の動きには目が離せない状況が続きそうです。とにかく、4月25日の決算発表は要注意です。
コミットメントラインとは、お客さまと銀行が予め契約した期間・融資枠の範囲内で、お客さまのご請求に基づき、銀行が融資を実行することをお約束(コミット)する契約です。
コミットメントラインは、「安定的な経常運転資金枠の確保」、「マーケット環境の一時的な変化など、不測の事態への対応手段確保」などにご利用いただけます。