平成ゆとりBloggerの戯言

平成生まれ、ミレニアル世代Bloggerのきままなブログ。時事・株ネタ満載。自称ミニマリスト。

「メルカリ」×「ユニクロ」が世界を救う?ミレニアルが考える、大量消費社会への処方箋

メルカリとユニクロが世界を救う?それは一体どういうことなのでしょうか。

 

今に始まったことではないですが、平成生まれのミレニアル世代の筆者は「大量消費社会」について常に疑問を持ち続けてきました。

 

先日、勝間和代がメルペイ代表取締役の「新しい本を『借りるようにして読む』」という発言に対して激怒しましたが、これを見て筆者はメルカリは現代の大量消費社会を打開してくれるのではないかと思ってしまいました。

 

そして、その第一歩がメルカリでユニクロの洋服を売買することなのです。洋服という一番身近なアイテムをメルカリで売買することによって毎年大量に廃棄される洋服の消費を抑えられるのです。

 

www.yutori-blogger.com

 

目次

 

f:id:yutori_blogger:20190224201201p:plain

`Throwaway fashion`(使い捨てファッション)の代償

皆様もお馴染みの「ファストファッション」。最新のトレンドを取り入れた、低価格の「ファストファッション」の洋服は世の中で大量に消費されています。

 

最新の流行を低価格で購入できるため、若者を中心に世界中で急激な成長を遂げてきました。しかし、そんな大量消費の裏側には様々な問題が潜んでいます

 

Economistの`The true cost of fast fashion`(ファストファッションの本当の代償)というYouTube動画にはファストファッションの副作用について取り上げています。以下はこの動画で取り上げられたポイントです:

 

  • 毎年、世界中で80億点の洋服が生産されている。
  • イギリスでは毎年300,000トンの洋服が捨てられている。
  • 発展途上国の成長に伴って、2050年までにファッション業界の売り上げは今の3倍になる。 

 

このように、ファストファッションという大量消費の台頭で世の中では大量の洋服が捨てられているのです。しかも、この現象は落ち着くどころか加速していくのです。

 

www.youtube.com

 

メルカリで最も売買されているブランドは「ユニクロ」?

メルカリと聞くと、高級ブランドが大量に取引されているイメージを思い浮かべるかもしれません。

 

驚くことに、メルカリで一番取引されているブランドは「ユニクロ」なんです。その次にナイキ、アディダス、アップルとなっています。

 

ユニクロは「Life Wear」というコンセプトに基づき、機能性を備えたベーシック・ウェアを展開していますが、どんなTPOにも合う洋服をお手頃な値段で提供しています。

 

ユニクロは低価格ということもあり、メルカリではかなり流動性の高いブランドになっているのです。

 

f:id:yutori_blogger:20190224124421p:plain

 

メルカリで最も買われている&売られているブランドは「ユニクロ」 2018年ランキング発表

 

「ユニクロ」はメルカリで定価以上で売れる?

面白い事に、 稀にメルカリではユニクロ商品が定価以上で取引されている事があります。

 

利便性はもちろんですが、ベーシックな洋服はメルカリ経由でユニクロを買うことで洋服の廃棄が少しでもなくなってくれればいいなと思う筆者です。新品の商品を買わない事でGDPは下がるでしょう。しかし、長い目で見たらサステイナビリティを重視するべきでしょう。少しでも共感して頂ければ、是非実践してみて下さい。

 

「丸井やルミネにあるブランドより、ユニクロのほうが売れる。だれもが知っていて、サイズもだいたい想像がつくし、プレーンなデザインが多い。人気ブランドは個性的な分、コーディネートのセンスが問われたり、流行が反映されていたりする。スタンダードなユニクロのほうが安心して手持ちの服に合わせられるのかもしれません」

 

ユニクロに返品する場合、送料は自己負担。一方、メルカリで売るときには送料と手数料を含めた売値にして、手元に残る額が購入金額を下回らないように気をつけている。メルカリで売れた方が、ユニクロへの返品よりお得になる計算だ。

 

ただ、これだと当然、売値は公式オンラインストアより高くなる。ユニクロのお店にも同じ商品が並んでいる。それでも、出品したユニクロ商品の多くが売れるという。一体なぜ?

 

メルカリではクレジットカード決済などに加えて、自分が商品を売って手に入れた売上金をポイントに変えて、買い物に使うこともできる。売上金を現金化するには手数料がかかるため、メルカリ内で使おうとする人が多いことが、「逆転現象」の一因のようだ。

 

dot.asahi.com

 

「ユニクロは自社で商品の企画から製造、販売まで一貫して行う製造小売業(SPA)という形態の企業で、消費者の動向をダイレクトに商品開発に反映できるフットワークの軽さを強みとする反面、商品が売れなかったときには大きな損失を被るリスクを抱えています。そのため在庫を抱えこまないように、一度売り切れると追加生産が行われない製品も多くあります。たとえば『このシャツの違う色が欲しい』と思っても、実店舗やウェブショップではすでに終売となっていることが珍しくありませんが、メルカリでなら手に入る場合があるため、よく利用されているようです。

 

また、ユニクロのウェブショップは基本的に税抜き5000円以上の買い物でないと送料が無料にならないうえ、在庫管理を徹底しているがゆえに、カートの履歴が1時間しか保持されません。そのため、ウェブショップ上で5000円分商品をかき集めている間にカートがリセットされ、またイチからやりなおし、なんてこともあるのです。しかし、メルカリの場合、送料は出品者が負担することがほとんどですし、カートの履歴も保持され、さらには取り置きや値段交渉も可能です。ですから、『シャツ1枚買いたい』というようなときには、希望の商品さえあれば、メルカリのほうがよっぽど使い勝手がいいわけです」

 

biz-journal.jp