平成ゆとりBloggerの戯言

平成生まれ、ミレニアル世代Bloggerのきままなブログ。時事・株ネタ満載。自称ミニマリスト。

行き過ぎたフェミニズム運動の悲惨な結末とは!?#MeToo=男性嫌悪じゃない。

金融機関に勤めている著者ですが、相変わらず#MeToo運動の副作用で「逆差別」なんじゃないかと思うシチュエーションが散見されます。

 

フロアの男性社員は周りに女性社員が居ない事をキョロキョロ確認してから話す。後輩の女性社員を強く指導すると「セクハラ」や「モラハラ」と人事に訴えられる可能性があるため、ちゃんと教育できない。このように日々、肩身の狭い思いをしています。

 

#MeToo運動の根本的な主張はもちろん理解しているつもりですし、尊重しているつもりです。しかし、このままフェミニズム運動が男性嫌悪主義に形を変えてしまうと、日本経済全体の不利益になりかねないのです

 

今回は最近の#MeToo運動と今後の日本について考えてみたいと思います。

 

目次

 

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女性を避ける、我が道を行く男達。#MeToo運動の副作用

ハラミ会」や「MGTOW」という単語、ご存知でしょうか?

 

このような単語は、行き過ぎた#MeToo運動の副産物です。

 

ウォール街でも「女性の同僚と夕食を共にするな。飛行機で隣の席に座るな。ホテルの部屋は違う階に取れ。1対1で会うな。」が新ルールとなりつつあります。

 

#MeToo運動は逆に男性同士の結束力を高め、ビジネスを行う場での女性の排除を進めてしまっているんです。

 

現実化する「ハラミ会」
ハラミ会の正体とは、『モトカレマニア』(瀧波ユカリ著)という漫画のワンシーンに登場した「ハラスメントを未然に防ぐ会」のことだ。女性と食事や酒の席を設けてうっかりセクハラをしてしまうことをなくすため、女性を交えての会合そのものを行わない男性会社員のグループが、そのように自称している。

「MGTOW(ミグタウ)」は何を語ったか
いま、アメリカで局所的だが着実なブームとなっている「MGTOW(Men Going Their Own Way:わが道を行く男たち)」は、いわゆる「#MeToo」運動に対するバックラッシュ(反動)と目されている。
女性と関わることそのものから降りて、自分たちの好きな道を歩んでいく男性たち――それはまさに、他人からのあらゆる「不快で加害的なかかわり」をハラスメントとして(主に女性側が)告発する風潮に対して、男性側がひとつの「回答」を示した事例のようにも見える。

 

www.yutori-blogger.com

 

若者の未婚・晩婚も行き過ぎた#MeToo運動の副作用?

先日、面白い記事を読みました。近年、若者の未婚や晩婚は増加傾向にありますが、「いずれは結婚したい」と考える未婚者は 男性85.7%、女性89.3%となっています。

 

この記事では、若者の未婚や晩婚の理由を主に3つ挙げています:

  1. 恋愛結婚の普及(お見合い結婚の減少)
  2. 職場結婚の減少(デートに誘えない、セクハラリスク)
  3. 終身雇用システムの崩壊(不景気)

 

ここで注目したいのが2番の「職場結婚の減少」です。「お見合い結婚」が激減し、恋愛結婚が普通となった近年ですが、男性が社内の女性をデートに誘えないのです。結果的に婚期を逃す人が増えているのです。これも#MeToo運動の副作用と言っていいでしょう。

 

 「50歳まで一度も結婚したことがない人」の割合を示す生涯未婚率は、男性が23.37%、女性は14.06%という結果になり、過去最高となっている。男性の約4人に1人、女性の約7人に1人だ。

 

その一方で、「いずれは結婚したい」と考える未婚者(18~34歳)の割合は、男性85.7%、女性89.3%で、こちらは決して低い数字ではない。(2015年国立社会保障・人口問題研究所調査)

 

www.fnn.jp

 

韓国では20代女性の80.2%が#MeToo運動を支持

男性嫌悪の流れは、日本だけで起きているわけではないのです。

 

ヨンハプ通信によると、韓国の20代、1,015人に聞いたところ:

  • 女性42.7%、男性10.3%が自分をフェミニストだと回答
  • 女性80.2%、男性43.6%が#MeToo運動を支持している
  • 女性10人中7人、男性10人中3人が「ミソジニー」が深刻な問題だと回答

 

ミソジニー (英: misogyny) とは、女性や女らしさに対する嫌悪や蔑視の事である。女性嫌悪(じょせいけんお)[1]、女性蔑視(じょせいべっし)などともいう。

ミソジニー - Wikipedia

 

ここで注目したいのが、女性10人中7人、男性10人中3人が「ミソジニー」が深刻な問題だと回答したことです。ここで女性と男性の意識が開いてしまっているのは韓国特有な現象なのでしょうか。

 

女性と男性の意識がここまで開いてしまったのは、やはり「男性嫌悪」が増殖しているからではないでしょうか。「男性嫌悪」は日本だけではなく、世界的に根付いてしまっているのです。

 

www.koreaherald.com

 

フェミニズム運動の悲惨な結末

「ソロガミー(自分婚)」という言葉、ご存知でしょうか。

 

あまり聞きなれない言葉ですが、密かに世界中で浸透しているのです。文字通り、自分と結婚することを意味します。

 

行き過ぎたフェミニズム運動、そして男性嫌悪の増殖で行き着くところがソロがミーや同性婚であるのであれば、これは日本にとって不利益なのは明白です。

 

なんでも、極端すぎるのは良くないです。今一度、自分の思想が偏り過ぎていないか見つめ直すのを検討してみては如何でしょうか?

 

matome.naver.jp


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