ソフトバンク(9434)上場の大惨事の影響!?レオス、25日のマザーズ上場異例の取り止め
ソフトバンクにメルカリと、今年の大型IPO案件が低迷している中、25日にマザーズ上場を予定していたレオス・キャピタルワークスの上場取り止めが昨日報道された。12/19のソフトバンク(9434)は公開価格を下回り取引が開始され、14.5%安と大幅安でその日の取引を終えたが、こんなところまで影響が出ているようです。。
相場環境も良くなく、マザーズは今年30%以上下落していますが、小型株中心に資産運用しているレオスのひふみ投信のパフォーマンスもよくないです。上場中止をきっかけにひふみ投信の解約が進み、更にマザーズが下落する可能性があるのではと心配している著者です。
日経BPではそんなレオス・キャピタルワークスの社長である藤野氏のインタビューが掲載されています。
ひふみ投信の基準価格の推移:
なぜ12月25日の東証マザーズ上場を取り止めたのか。
藤野英人氏(以下、藤野):運用、資金繰りのほか、スキャンダルなども含めてすべて「白」だ。ある案件について主幹事(のみずほ証券)から「白なのは分かっているが、『驚きの白』にしてほしいので上場を延期してください」というような要請があった。つまり安全であるということを、より高い次元で説明してほしいということだ。
主幹事を変える可能性もあるのか。
藤野:それもノーコメント。このまま夫婦関係を続けるのか、円満離婚するのか、それとも離婚訴訟をするのか。主幹事を変えると上場申請からやり直す必要があるので1年半ぐらいかかってしまう。そのままであれば2月後半から3月に上場できる可能性もあるけど、また直前に(ほかの案件で)「驚きの白にしてください」と言われるかもしれない。