人は「ストーリー」にお金を払う?元歌舞伎町No.1ホストのルールとは?
城咲仁ってご存知ですか?著者はあまりテレビを見ないので下記の記事を読むまで知りませんでした。
歌舞伎町No.1ホスト→芸能人→通販バイヤーという異様な経歴の持ち主ですが、R25の記事でいい事が書かれていたのでまとめてみました。
ホスト時代の「やるべきこと」と「やっちゃいけないこと」のルール:
- 基本は「ウーロンハイを作ること」
お客さんの前では、どんな仕事でもやるってこと。一番安い値段のウーロンハイだって作る。その姿をちゃんと“お客さんに見せる”。 - お客さんを抱かない、お店以外で会わない、お小遣いをもらわない、スーツ姿以外見せちゃいけない。
お客さんと自分との距離が近くなるからNG。「お店で何百万円使う女性が、普通のお兄ちゃんの素顔を見たいと思います?」 - 肌を焼かない、ピアスはつけない、足を組まない。
当時のホストって全体的にチャラかった。だから「全部まわりの逆をやろう」と意識した。
ホストを辞め芸能人を目指すも、挫折。そんな時、時代や職業が変わっているんだから、もう一度「城咲仁のルール」を作らなきゃダメと思い新しいルール:
- 「高級時計で自分を飾らない」
今の自分には見合ってない。
通販バイヤーとなり、1日に1億7000万円売り上げるようになるために課したルール:
- 「台本を読まない」
台本なしで喋れるように、メーカーさんと同じぐらい商品知識を身に付けようと決めました。必要な資格も全部取って、製造工程をチェックするために工場に足も運んだ。それぐらいしないと商品のストーリーを語ることはできない。
仕事がない自分を認めたら、意外と楽になれた。俺いつまで売れっ子気取りでいるんだろう、ダサくない?って。
虚勢を張って生きるのはもうやめようと思って、家賃40万円のマンションを引き払って、下町の6万8000円のアパートに引っ越したんです。
結局、人は「ストーリー」にお金を払うんですよ。ホストだって自分の夢や生い立ちのストーリーに共感してもらわなきゃいけないし、タレントだってそうです。